ジブリ作品の舞台になったと噂されるオーストラリアの観光地。
今晩９時から金曜ロードショーで『天空の城ラピュタ』が放送されますね。ちなみに来週は『魔女の宅急便』が放送予定。金曜ロードショーの公式サイトでは、『バルス』の放送時刻を予想する企画が実施されているようです。
私は、ディズニー映画も大好きですが、ジブリ映画も大好きです。２歳の娘も『となりのトトロ』が大好き。オープニングの『さんぽ』もお気に入りです。
私は２０代の頃にワーキングホリデーでオーストラリアに滞在したことがあります。オーストラリアには、ジブリ作品の舞台になったと噂される観光地がたくさんあることをご存知ですか？今日は私がオーストラリアに滞在中、実際に行った観光地をいくつか紹介してみたいと思います。
ジブリ作品の舞台になったと噂されるオーストラリアの観光地
１．フリンダース・ストリート駅（メルボルン）
メルボルンにあるとても大きな駅。こちらは建物の正面写真です。見切れていますがこの写真の右奥にある時計台が『魔女の宅急便』でキキがほうきでつっこんでしまう時計台にそっくりなんです。メルボルンは古い建物とモダンな建物が混在するとても美しい街。碁盤の目状に造られた街をトラム（路面電車）が走る風景は、キキの街の雰囲気にとても良く似ていました。タスマニア島にはキキがお世話になるパン屋さんにそっくりなパン屋さんもあるそうです。
２．グレート・オーシャン・ロード（ビクトリア州）
メルボルンの南西にある”世界一美しい海岸道路”と呼ばれる「グレート・オーシャン・ロード」は、「十二使徒」の絶景が有名ですが、『紅の豚』に登場するマルコの隠れ家のある入江に似た場所があります。この日は曇りだったのでこの写真は少し暗いですが、陽が射すと空も海も青くてそれは綺麗でした。
３．パロネラパーク（ケアンズ）
ケアンズの南にある「パロネラパーク」の古城は、『天空の城ラピュタ』の廃墟に雰囲気がとてもそっくりです。夜の写真なので暗くてわかりにくいのですが、古い建物についた苔なんかが、かなりいい雰囲気でした。日本人観光客に人気の観光地です。
４．土ボタル（ゴールドコースト）
土ボタルの正式名称は「ヒカリキノコバエ」。幼虫がホタルのように光るので土ボタルと呼ばれています。土ボタルの保護のため撮影禁止なので写真はないのですが、リンク先で画像を見ることができます。青白く光る無数の土ボタルは、まるで『天空の城ラピュタ』でパズーとシータが洞窟で見る飛行石の大群そのもの。それはそれは幻想的で綺麗でした。
５．ピナクルズ（西オーストラリア）
西オーストラリア州の国立公園の奇岩群「ピナクルズ」。砂漠に無数の岩が並ぶ景色は『未来少年コナン』の舞台によく似ています。荒廃した大地の雰囲気は『風の谷のナウシカ』にも似ていますね。
スタジオ・ジブリの公式ホームページによると、作品の舞台で参考にした場所のなかにオーストラリアの観光地はありません。それでも映画に出てくる景色と似た景色を実際に見ることができたのはとても感動しました。オーストラリアでは日本人観光客向けのツアーもたくさんあるので、機会があればジブリ好きの方はぜひ訪れてみてください。
娘と『さんぽ』を聴くために借りてみました。ジブリの音楽も大好きです。
