かおりんごの好きなこと

まもなく４歳になる我が家の娘「こりんご」。進級式の前夜に突然発熱し、翌日一旦熱は下がったものの、嘔吐・下痢が始まり、かかりつけの小児科で２日間点滴治療をしましたが回復がみられず、市民病院へ紹介されて検査した結果『ロタウイルス』が陽性。前回の入院から半年足らずで２度目の入院となりました。今回の娘の症状を記録しておこうと思います。

※現在は退院して娘はすっかり元気に過ごしており、来週から登園予定です。

ロタウイルスとは

乳幼児が感染するウイルス性胃腸炎のウイルスの一種。他にもノロウイルスやアデノウイルスなどがあります。

参考資料↓

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娘の様子

発症

進級式の前夜、食いしん坊の娘の食欲がなく、おやつもごはんも食べない。熱を計ると38度3分。手足が冷たく寒がっていたので、暖かくしてすぐに寝かせました。

１日目

翌朝の熱は38度6分。お昼過ぎには37度台まで下がり、機嫌は悪くないが食欲がなくほとんど食べない。この時点では軽い風邪だと思っていました。

夕方ひどい下痢をしてグッタリしてきたので小児科を受診。血液検査の結果はそこまで悪くなかったので、胃腸炎だろうとの診断。食事も水分も取れないので点滴治療開始。この日の点滴中に突然吐き、帰宅後も嘔吐と下痢を何度も繰り返しました。かなり辛そうだったので、処方されていた吐き気止めの座薬を入れました。　

２日目

翌朝小児科で再度点滴治療。薬を飲ませる為の水ですら受け付けず吐いてしまう為、点滴の量を前日の倍に増やす。帰宅後はほとんど眠っていました。嘔吐・下痢は出るものがなくなったのか回数が減りました。

３日目

午前中に小児科で再度の点滴治療の予定でしたが、ひどくグッタリしていて回復が見られない為、紹介状を書くので市民病院で検査をしたほうがよいとのこと。前回突然入院になって慌てたので、今回は準備をしてから向かいました。午後から市民病院にて腹部レントゲンや血液検査。便が出ていなかったので、この日は便の検査はできませんでした。検査に私は付き添うことができず廊下で待っていたのですが、『ママー！！』と泣き叫ぶ娘の声に胸がつぶれそうでした。レントゲンは異常無し、血液検査の結果はここでも悪くなく、少し脱水があるので２４時間点滴して回復を助けましょうとのことで入院が決定。この日帰省予定だった夫が早退してすぐに帰ってきてくれ、仕事を休んで退院前日までいてくれたので、すごく助かりました。

４日目

夜中病室に響き渡るほど娘のお腹がギュルギュル鳴っていました。空腹で鳴っているのではなくお腹を壊した音です。お腹を休ませるために１日絶食。２４時間点滴のおかげか、グッタリ寝てばかりだった娘が少しずつ起き上がれるように。

５日目

食欲が戻ってきたのか食パンやバナナを少し食べるが、刺激になったのか下痢が再開。便の検査をすると『ロタウイルス』が陽性。ここでようやくただの胃腸炎ではなかったことが判明。

６日目

少しずつ食事が取れるように。食べてもお腹を下さなくなり、元気も出てきたので翌日の退院が決定。

７日目

点滴が外れて無事に退院。

まとめ

『ロタウイルス』にはワクチンがあるのですが、娘は接種していませんでした。接種していたとしても、免疫期間が過ぎてしまっていた可能性もありますが、少なくとも入院するほど重症にはならなかったのではと、とても後悔しています。『ロタウイルス』のワクチンは高額ですが、接種を悩んでおられる方にはぜひ接種をおすすめします。

『ロタウイルス』や『ノロウイルス』にはアルコール消毒が効きません。また、酸素系のハイターも効きません。娘の汚れた衣類は下洗いした後、酸素系ハイターにつけ置きしてから家族の洗濯物と一緒に洗ってしまっていたので、洗濯槽クリーナーで洗濯機を消毒した後、塩素系のハイターですべての衣類を洗い直しました。